太り方タイプ別おすすめのダイエット漢方・生薬について調べご紹介しています。

太り方タイプ別おすすめのダイエット漢方・生薬をご紹介

お腹の脂肪が多く便秘がちな人におすすめの「防風通聖散」

ダイエット漢方として有名なのが「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」。18種類の生薬がブレンドされており、東洋医学では肥満症の人に処方されるメジャーな薬。以下のタイプの人におすすめです。

お腹の脂肪が多い
ガッチリ体型
便秘がち
むくみがち
肩こりやのぼせがある

防風通聖散は汗をかかせる・便を出させる・尿を出させる・熱をさますといった効能を持ち、体内に溜まった毒を排出する、いわゆるデトックス効果があります。また血流改善効果もあり、代謝を上げて脂肪燃焼を助けます。

防風通聖散は、東洋医学で言うところの実証タイプ(体力充実)・熱証タイプ(暑がり、のぼせ)・湿証タイプ(水分停滞)の人に適しています。体力があり太鼓腹(皮下脂肪や内臓脂肪が多い)、便秘症、汗っかきといった人は試してみる価値があります。また体内の熱を冷ます作用があるので、寒がりの人より暑がりの人に向いています。逆に、虚弱体質の人・下痢気味の人には向きません。

体が冷えやすく貧血気味、むくみがちな人におすすめの「当帰芍薬散」

婦人科3大漢方薬の1つで、ダイエット目的に限らず多くの女性に処方されているのが当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方。以下のようなタイプの人におすすめです。

貧血気味
体が冷える
ぽっちゃり体型
むくみがち

当帰芍薬散は血のめぐりと水分のめぐりをよくして、代謝を上げて痩せやすい体にしてくれる効果があります。当帰芍薬散が向いているのは、東洋医学で言うところの「虚証」タイプの人。体力があまりない、いわゆる虚弱体質の人のことです。上に挙げた特徴のほかに、疲れやすい・食欲が少ない・胃腸が弱いといった傾向があります。肥満には実証タイプの人が多く、そのぶんダイエット目的の漢方は実証タイプ向けのものが多いです。ですが虚証タイプの人が実証タイプの漢方を飲むと、刺激が強くお腹を下してしまうことも。自分の体質に合った漢方を服用することが大事です。

葛の花に含まれる栄養成分と効果効能

葛(くず)は、マメ科の和漢植物。葛切りや葛餅が好きな方も多いと思いますが、これらの原料は葛の根です。葛は根・花・葉・茎に分けられますが、それぞれにすぐれた薬効や栄養素があります。最もメジャーなのは、漢方では葛根(かっこん)と呼ばれている「根」の部分。風邪薬として有名な「葛根湯(かっこんとう)」に含まれています。

昨今ダイエット効果があるとして最も注目されているのが花の部分。葛の花には次のような効能があります。

ダイエット効果

葛の花に含まれるイソフラボンには脂肪を減らす効能があります。これが発見されたのは近年で、内臓脂肪・皮下脂肪・体重が気になる人向けのサプリが普及しています。

健康促進効果

葛の花には、高麗人参の有効成分としても有名なサポニンという成分が含まれています。サポニンには血流改善・代謝を活発にする・血中コレステロールを下げるといった効果があり、生活習慣の改善にも一役買ってくれます。

二日酔いへの効果

漢方では葛花(かっか)と呼ばれ、古くから酒毒を消す薬、つまり二日酔いの薬として重宝されてきました。漢方と言えば中国ですが、日本でも古くから利用されていたという記録があります。

以上が葛の花の主な効能です。今後は葉や茎にも注目が集まるかもしれませんね。

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